保育目標「4つの願い」

1.明るく元気にのびのびと ~子ども自身で決断する力をつけよう!~

子どもたちは遊びの中で友だちを作り、多くのことをいろいろな知恵を持ち寄って解決していきます。園で大切にしていることは、のびのびと遊ぶことです。
遊びの中で子どもたちは、諦めないこと、譲り合うこと、我慢することを学んでいきます。また、創意工夫ができることを発見することで、子ども自身があれをやろう!これをやろう!とのびのびと遊んでいきます。そして、次第に自分たちでルールを作り、子ども自身で決断していきます。それが、自分の人生を自分自身で決断する力となります。私たちと共にのびのびと遊ばせましょう!

2.共に生きる喜びを得ていくこと ~自由になるということ~

無用なことに縛られず、かつ尊重されることを自由といいます。私たちは学校教育とは自由になるためのものと考えています。本当の自由になるために園では以下の環境作りを提案します。

  1. 大人も子どももお互いの人格を尊重し合うこと
  2. 共に生きる者として、共に考え、支え合う気持ちを持つこと
  3. 子どもが自ら選んで楽しめて、何度も挑戦できる環境を作ること
  4. 大人が無用な権利主張をすることなく、素直に向き合い子どもの成長を見守ること

以上を構築できれば、自分に自信を持ち、共に生きる喜びを得ていくと思います。さらに、意欲を持っていろいろな出来事を自分の問題として考察できるようになり、社会で自立し、良心に沿った行動をすることに繋がっていきます。本当の自由になることを私たちと共に目指していきましょう!

3.仲間を増やして友だちを作ること ~他人から学ぶことは大きい~

人が豊かな人生を過ごすために大切なことの一つに、友だち関係があります。家族以外の人間と交わることによって、人と接する力や人を意識し頑張ろうとする力、友だちと共同し、共感し、責任を果たす力などが育っていきます。それは、自分を理解してくれる人(たとえば家族)より、自分を理解してない人(他人)から学ぶことはとても大きいということです。子ども同士だけではなく、大人同士も、自分を磨いてくれる仲間を私たちと共に増やして行きましょう!

4.対等に育てあう心をもつこと ~信頼関係を築く~

家庭生活と園生活の異なった生活の中で育っていく子どもたち。家庭では「しつけ」を、園では「学び」の役割を担っています。
家庭で頑張る部分と園でしか支援できない部分の両方から子どもの成長を促すことがとても大切です。家庭と園とが語らい、努力し合う、対等に育て合う心をもつことにより、信頼関係が築かれます。そのことは、子どもたちに人を信じ、仲間を思いやることが当然のこととして写り、成長していくことでしょう。
園生活は保護者の皆さんの力が必要なことが幾つかあります。是非、自分自身、子どもの頃、保護者に支えてもらったことを思い出して、今度は支える側になって力を出して頂きたいのです。私たちも出来るだけ配慮は致しますのでよろしくお願い致します。